
癒しの空間へ
ある診療施設の受付に『癒しを与える素材』を設けました。
周辺を明るく照らしながら、眩しくなく派手な主張もせず
緊張を解きほぐして、癒してくれる本物の天然素材を
用いています。
表面素材としてはアクリル樹脂にさまざまな天然素材などを
サンドイッチして固めたものです。
背面にはLEDのパネルで薄く板状に発光するように致しました。
ここで使用した素材は本物の『ラフィア』が入ったものです。
最近では帽子やバックの素材として多く見られるこの素材。
柔軟性のある藁のような感触です。
目の前でこの素材が見られるので一見して本物と解ります。

交換前は通常のアクリル板です。
機能的には明るさを保っています。
無機質な素材のためやや冷たい印象となります。
裏側から蛍光灯でアクリルを照らしているため
明るさに多少のムラが出てしまいます。

交換後は素材感が浮き出ています。
天然素材の質感が出て温もりが感じられます。
不規則に並んだラフィアが癒し感を与え
背面はLEDで照らし、且つ樹脂パネルの
この裏の部分にはさらに秘密が隠されています。
今回は『ラフィア』を採用しましたが、この樹脂板は多種の素材が
選択でき、今回最後まで左の3点で迷いました。
左の写真で 左からバンブー(竹?)、真ん中がジャングル(草?)と
一番右がラフィアです。
面白いのは右の写真 実は『コーヒー豆』なのです。
一見、ただのボツボツにしか見えませんが、じっくり見ると
ついつい笑ってします。
この素材 気に入っていて 『すてき』 です。