大板ガラスに挑む
都会の中心部で店頭の大きなガラス板の交換作業を行いました。
場所は渋谷の大通りに面した1階の店舗で前面の歩道には人通りも多く危険な為に
深夜の作業となりました。
大きなガラス板は前面の道路までは車両での配送ですが荷を下ろしたその後は
全て『人』での作業になります。
重量計算をすると写真のガラス1枚だけで300kgになります。深夜2時
人通りも少なくなり準備を開始。
事前に作業分担の詳細確認を行います。
そのガラスの交換に12名の勇者たちが挑みました。
設置されているガラスの取り外しを行い、新しいガラスを設置する
という往復の作業となります。
夜間とはいえガラスの無い状態を 短時間で済ませなければなりません。
作業を開始し、設置されていたガラスはグラグラな状態になりました。
すると全員が顔を見合わせ掛け声と 共に一斉に息を合わせて
300kgのガラスを手際よく持ち上げ、取り外し ました。
次に新たな大きなガラスに全員が取りかかり息を合わせて見事な
までに素早く新しいガラスを移動しガラス枠の中に据えました。
手際の良さであまりにも一瞬のうちの出来事でした。
一番危険な状態を脱すると12名の作業員たちは新しいガラスを
固定する班と古いガラスを積み込む班に分かれて作業に移ります。
新たに設置されたガラスはシリコンで綺麗に固定されました。
最後には何事も無かったのごとくこの場を離れました。
最近の建築業界は『電動工具=技術』のような風潮を感じますが、
機械や道具では出来ない『男のしごと』を見せて頂いたような気がしました。